avant-garde résistance

記号株式会社の強みは何かという話題になったときに、不可解さやある種のミステリアスを持ち、摩訶不思議な存在でありながらエレガントにビジネスとして着地させているところだという意見を頂きまして、なかなか感心したものです。感心したというのはそれだけ自覚もないし、狙ってもいないのですが、他者(世界)からはそう見えているのだなあと興味深く感じたからであります。

ホームページを観てもよくわからない、説明を聞いても理解できない、一緒に仕事をしてもなんだか謎めいている、、、でもプロジェクトを託してみると、より良くなっていくし、きちんとビジネス的な成果もでる。なんだかよく解らないんだけど惹きつけられる魅力もあるなんていう有難いお言葉も頂きます。

わかりにくくしているわけでもないし、斜に構えているわけでもないのですが、わかりやすいwhatやhowは確かに持っていないのかもしれません。

大切にしていることはwhyですから(なぜ存在するのか、なぜそんな活動をするのか、なぜそんなメッセージを発しているのか…)方法論や何を扱うは二の次で、クライアントと共に良い価値を生み出し、社会を美しくしていくことにいかに貢献できるかを重要視しています。

そういった会社としての態度、佇まいが抽象度を高く感じさせ、わかりにくい印象を与えているのかもしれません。この辺りは社会とのコミュニケーションですから、もう少し見つめ直しブラッシュさせていこうとも思うのですが、会社として育んできた規範を大切に変わらぬ選択をしていくつです。

こういった不可解さや怪奇さ、神秘性を前面に押し出し活動している人たちは、アートやエンターテインメントの世界にはたくさん存在しますが、確かにビジネスのフィールドには少ないのかもしれません(挑戦はしていても小さくまとまってしまったり、偏ってしまっていたり)。

それでもメインストリームへのアンチテーゼから生み出されるパワーは素晴らしいものがあるので、極端にならずにエレガントに収斂させていくことの大変さを考慮しても、相反するギリギリのものを合わせていく悦は生き甲斐領域のことのように思います。

ただのアヴァンギャルドで終わらずに、クリエイティブとサイエンスを融合し、概念から実体を生み出していく。そういった流儀こそが記号としてのスタンスであり、社会での大事な役割なのだと思います。

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