Humans become crabs

あなたは今日、何時に起きましたか?目が覚めて、まずは何をしましたか?その後、何をしましたか?

今日の私は6:30mに起きて(iPhoneのアラームが鳴ったのは6時前です)、トイレに行き、洗顔をし、植物や生き物たちにおはようを言って1945年にドイツで設立された歴史あるGLORIA社の高性能なスプレーボトルで水をたっぷりやります。生き物たちの様子を観てからキッチンに行き、BOROSILのグラスにオーガニックハニーアーモンドグラノーラとリンゴやバナナなどのフルーツを盛り付けて豆乳を注ぎました。朝食の支度です。ちなみに、、、昨日もほとんど同じ朝です。その前もそうでした。きっと明日も明後日も同じような朝でしょう。オーガニックハニーアーモンドグラノーラがビオルグのオートミールに代わるかもしれませんが。

「人間は理性の生き物でもなければ、本能の生き物でもない。人間は習慣の生き物である。」

というジョン・デューイの言葉を思い出します。研究が進み脳科学や心理学などアカデミックな分野で人間は習慣の生き物であることが証明されてきています。研究結果によれば、少ないものでも50%、多い結果としては99%が習慣だそうです。私たちはどんなに少なくても活動の半分は習慣に支配されているのです。スニーカーを履く足の順番も休日に行くレストランも日々のセックスもほとんど変わらない無意識の繰り返しではないしょうか。私の朝に限らず、あなたのここ1週間も、会社のここ1年間も、ほとんど同じようなルーティーンにあることに気づくでしょう。

歴史の話をしましょう。私たちの祖先は怠け者でした。新しいことをやろうとすると秩序が乱れカオスとなります。村の掟に従ってルールに反するはみだし者を排除して繁栄してきたのです。こうして環境に適応し生き残ったのが私たちのご先祖様たちです。村の掟に従うことは遺伝子に刻み込まれていて、好きなことややりたいこと、新しいことを始めるのは“不自然なこと”なのです。

ジョン・デューイの言葉を借りるならば、私たち人間は習慣の生き物です。繁栄してきたご先祖さまが採用してきた習慣はとにかくのんびりゆったりとした平和な習慣だったことでしょう。進化論の観点からみれば共同体の維持が最優先事項だったからです。新しいチャレンジは不自然なことですから、意識しないと今までと同じ行動をとりたがります。どうやら私たち人間はそのような生き物のようです。

「習慣=無意識で行うこと」と定義するのならば、今の私たちはどんな習慣を持っているでしょうか。無意識の選択、行動の積み重ねが日常の癖となり、個人の習慣になります。社会において一人一人の習慣は積み重なって慣習にもなりますし、伝統にもなりえます。コミュニティの質がメンバーの質に依存するのであれば、メンバー一人一人の習慣の集合知としてコミュニティの品質がみえてきたりもします。

繰り返しますが私たちは怠けものの末裔です。行動の大半を占める習慣のほとんどは悪しき習慣を持っていることが自然なことです。個人であっても、会社であっても現状をより良くしていきたいなら、古い習慣をリセットして新しい習慣をインストールしないといけません。ルーティーンワークで現状維持はできても発展はしませんから。

PS:

ブランドエージェンシーORIGAMI社と共同で始めたメンバーシップサービスCattleya。新しい試みなので不自然なことでしょう。この不自然さは進化・発展のための意識的な選択なのです。次のステージに進むためには現状維持から一歩抜け出して、不自然な選択を意識的にしていく必要があります。

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